今年で作業療法士25年目になります。そんな私が過去を振り返ってみます。
学生の時は、授業は「必要最低限の知識を学ぶ」ことになります。
実習は「How to 作業療法」を体験する場。作業療法の評価方法、プログラムをどのように考えて立案するのか、実際にどんな感じでリハビリをするのかお試し体験させてもらいます。もちろん初めてなのでうまくできません。大事なのは数少ないお試し体験で、少しでも多くのことを学ぶことです。体験した事しか身に付きません。バイザーは学生ができないことを知っています。。「学んでいるべき知識」をもって実習に臨んでいるかどうか、やる気があるかどうか、この2点を見ているのではないでしょうか。
さて作業療法士になってからはどうでしょう。教科書に書かれたことがどういうことなのか、実際に体験する場になります。