動くと言う事は重心を移動するということから成り立っています。
座位保持や立位保持は重心を安定させることが必要です。動くときは重心を不安定にさせて動作が始まります。
起き上がり
寝返りの後、組んでいた手をほどきます。
下側になっている手で、腕枕をします。腕の角度は、100°位。
お腹をのぞきこむように、肘を支点にして頭を起こしてきます。
次に手を床につき、肘から手へ重心を移動しながら、上半身を起こしていきます。
肘を伸ばし終えたら、徐々に手を体の近くに寄せてきます。
ベッドから起きる場合
上半身を起こすタイミングで脚をベッドから下ろします。(テコの原理を利用し、下側の股関節を支点として、上半身を起こしながら脚を下ろすスムーズです)