僧帽筋上部繊維の筋緊張緩和法
上腕の筋肉をほぐして肩こりを治しましょう!
上腕骨を上方変位させる筋:三角筋、上腕二頭筋短頭、烏合腕筋、上腕三頭筋長頭
上腕骨が上方変位すると鎖骨も肩甲骨も挙上位をとることになります。僧帽筋の上部繊維が肩甲骨を挙上位で保たなくてはならないので、いわゆる肩こりの状態になります。つまり、僧帽筋上部繊維の緊張緩和をするには、上腕骨が正しい位置になくてはなりません。三角筋、上腕二頭筋短頭、烏合腕筋、上腕三頭筋長頭の緊張緩和させる必要があります。
では、どうやって上腕の緊張を緩和させるか?筋硬結のあるあたりを親指で押さえ、その硬結部分を下に降ろすつもりでジワーッと引き伸ばします。少しずつ筋硬結部分が下がっていくのが分かります。腕の力が抜けてきて、反対側の腕と比べると、腕の長さが伸びたのを感じられると思います。その後、いわゆる肩こり部分、僧帽筋上部繊維の張りを確認してみてください。反対側と比べて和らいでいませんか?
(腕)肩が挙がった状態というのは、上腕骨上方変位、鎖骨挙上位、肩甲骨挙上位になります。僧帽筋上部繊維だけ緊張緩和しても上腕骨の上方変位させる筋(三角筋、上腕二頭筋短頭、烏合腕筋、上腕三頭筋長頭)の緊張緩和しなくては、なりません。ぜひ、上腕の筋肉をほぐして肩こりを治しましょう!